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この『The Secret』とは、古今東西の成功者達が必ずと言っていいほど、暗黙のうちに、あるいは意識しているかしていないかは別にして実行してきた「秘訣」です。
そのため、他の成功哲学や自己啓発の類書を読めば同じような内容を知ることができますし、実際にこの分野の古典的作品からの引用も多く含まれます。
ですが一方で、現役の 作家や啓発家、モティベーターら(ここでは”秘密のTeachers”と呼ばれます)を担ぎ出して、コメントしてもらったり、解説をしてもらったりして、決して過去の寄せ集めばかりでもないという印象を視聴者に持たせることができています。
こうして新旧を巧妙に混ぜ合わせ、いかにも「秘伝」を紐解いて いるのだという作りにしてあるのが、『The Secret』の上手い演出だと思います。
『The Secret』は販売マーケティングにも優れています。
この『The Secret』本の装丁も凝っていて、紙も厚めなら、各ページを古文書のようにデザインにするなど、外見の演出にも抜かりがありません。
狂信的に物事を信じ込むクセのある人は、ハマリ過ぎないように注意した方がいいかもしれません。
この領域の本も、過去こうやって多くの人が工夫して新味を出しては成功してきたのだなという感じが改めてします。
メディアも、DVD、CD、本、ウェブサイトと網羅しています。
なので、『The Secret』はビジネスセンスやクリエーティビティが感じられる作品です。
日本で最近起きた現象として似ているなと感じるのは、「ダ・ヴィンチコード」でしょうか。。
…とは言っても「The Secret」の内容が乏しいというわけでなく、コストパフォーマンスが悪いということもなく、読んでも楽しいと思う人が多いようです。
この本は『The Secret』と同名のDVDをベースにしているわけですが、この本のサイトにいくと、その予告編のようなものがDLできます。
最近はYouTubeに日本語訳付きの「The Secret」の動画があるようです。
また、登場する現役の作家らは、CNNの名物(長寿)番組、Larry King Liveに二度(2グループ)に分かれて登場したようです。
その意味で、本場アメリカでも一定の話題性があるようです。
最近、日本でも「牽引の法則」や「引き寄せの法則」などとの訳がつき始めた「Law of Attraction」に関しては、Esther Hicksの『Ask and it is given』がさらに詳しいそうです。
この本はちょっとオカルトかかった感じなのですが、言っていることは結構まともで、まっとうです。
ただ、英語としてこちらの方が平易さには欠けるので、『The Secret』の方がわかりやすいでしょう。

ロンダ・バーン 山川 紘矢 山川 亜希子

The Secret
Rhonda Byrne

引き寄せの法則 エイブラハムとの対話
ジェリー・ヒックス エスター・ヒックス 吉田 利子

すべての望みを引き寄せる法則 夢を叶えるタッピング
ブレンダ

すべての「結果」は引き寄せられている―運命を決める「牽引の法則」
澤谷 鑛
